tsドライ

2019年7月2日1 分

フローリングの作り方〜丸太を薄く切ってもフローリングになりません〜

当社の天然乾燥杉のフローリングは人気があります。

実はただの板からフローリングにするにはそれなりの手間がかかります。

今回はその手間のひとつ、埋木についてのお話です。

杉板の天井。黒くて丸い部分が枝の名残りが節です。

節は生きていれば穴が空く事はありませんが、死んだ節だと削れて穴が空いたりします。

死んだ節、指で引っかくとボロボロと削れてしまいます。

この部分はそのままにすると、靴下が引っかかって穴が空いたり、足の指がお邪魔します。になってしまうので、埋める必要があります。

この事を埋木と言います。

埋木には主に2パターンの方法があり、木を使って埋めるか、パテを使って埋めるかです。

TSドライでは桧の枝を使って埋木をします。

先ずは死んだ節の部分にドリルで穴を開けます。

ドリル動画

空きました!

左隣にあるのはこの穴を埋める為に桧の枝で作った部材です。

この穴に接着剤を塗り(自然素材100パーセント接着剤バージョンもあります)部材を叩き込めば、埋木は完成!!

この後は機械のカンナがけとさね加工(超ざっくり説明するとレゴブロックの凹凸を作る加工)などしてして艶々の表面になって出荷です。

出荷前の様子。無塗装でこの艶!天然乾燥のウリのひとつです。

今日もお疲れ様でした〜(^。^)

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