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天竜材の月齢伐採

月齢伐採

月齢伐採(新月伐採)の木って何?

月齢伐採の期間

満月から新月まで

​伐採期間

​ 伐採しない期間

満月伐採と新月伐採の違い
新月前日の伐採と満月前日に伐採する天竜材の虫害について

昔から月の満ち欠けによって地球そして生物はその影響を受けて今日に至ってきました。
潮の満ち干き、人の出産やサンゴの産卵など。。。

そして、月は木にも関係しているのです。

月と木の関係は、機能性や効率を追い求めた現代社会で忘れ去られようとしていましが、古(いにしえ)の知恵を蘇らせたのはオーストリアのエルヴィン・トーマ。その著書「木とつきあう知恵」によって紹介されました。

木は月のリズムによってその生命活動を変化させており、最適な時期に伐採をすると、デンプン質が少なく、腐りにくい、カビにくい、狂いにくいといった特性が得られ、色ツヤの良い、丈夫で良質な木材になります。
実際、国宝「法隆寺」は月齢伐採(旧:新月伐採)の木で建造されたという言い伝えもあるとか?

天竜T.S.ドライシステム(協)では、研究結果や、月齢伐採(旧:新月伐採)に賛同する方々のご助力により、2003年から、新月を過ぎ満月までの、月の満ちてゆく期間の伐採をやめました。(上図) 
これは体験的に月齢伐採によって、虫害や腐りが少なくなったと感じたからです。
言い換えれば、写真下の右側のようになる可能性のある材木を提供できません。

左は新月前日に伐採した杉
右は満月前日に伐採した杉
杭にして一年半の間打ち込んだ結果、右はシロアリに食べられていたが、左は際立った変化がありませんでした。

トレーサビリティー

木のトレーサビリティ(履歴証明)

天竜TSドライシステムによる木材のトレーサビリティ履歴証明
天竜材のトレーサビリティ履歴証明
天竜材のトレーサビリティ履歴証明
天竜材のトレーサビリティ履歴証明
天竜材のトレーサビリティ履歴証明

最近の食品には生産者の顔がわかるように産地証明されている物が、多くあります。
天竜T.S.ドライシステム(協)では同じ事を木にもできないかと考えました。
そして出来たのが、上記のバーコードを使った
トレーサビリティ(履歴証明)システムです。(特許出願済)
現在では、皆さんがお持ちの携帯電話で情報が見られるように、2次元バーコードを使ったシステムも検討中です。

直接、山に来られ、伐採体験や見学をされた方には、その木を使っての家づくりの提案もしています。
家づくりで悩んでいる方や展示場にある家が全て同じに見えてわからなくなってしまった方など、一度伐採体験をしてみませんか。

※林野庁Webサイトの「日・インドネシア違法伐採対策協力アクションプラン推進事業 報告書」に、日本国内のトレーサビィリティの事例として掲載されています。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/boutai/ihoubatu/pdf/houkoku-18-3.pdf 
(「2.3 日本国内における事例調査」に記載されています)<20年7月追記>

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