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梅雨期のビニールクロスと杉板に囲まれた部屋のカビ実験
ジメジメした日が続きますね。
ところで部屋の壁や天井、フローリングなどを杉板(天然乾燥推奨)を張り替えるとジメジメが和らぐのを知ってますか?
昔に行った実験があるので、そちらでお話します。
密閉した水槽を2つ用意して、水の入ったコップと食パンを入れます。 違いは片方だけに無垢材を入れて、吸湿性を見るというもの。 話だけだとわかりずらいので、とりあえず結果を含めて、写真を。
違いとしては左側には天然乾燥の杉板が数枚入っています。
どちらも過酷な条件だったので、結露が発生しています。
ですが、杉板を入れた方がやはり結露も湿気の数値も少ないです。
これをアップした画像がこちら
写真撮影の邪魔になるので全面の結露は軽く拭きました。
結果として同じタイミングで入れた食パンですが、杉板が入ってない方はカビが発生しています。
杉板を入れた方はカビは見られません。
結果としてはやはりという感じです。
これは当たり前の結果ですので、今後は合板や高温による人工乾燥杉材と天然乾燥杉板で比較実験をしていきたいかなと思います。
余談 湿温計の後ろに見える白い物体は餅です。
そしてこの箱2つを更に1週間置いたのが↓の写真です。
右側の杉板が入ってないパンはあの後、カビが繁殖して、某アニメみたいな感じになっておりますが、
左側の杉板(天然乾燥)が入ったパンは実験を始めてから2~3週間経過していますが、カビが発生していません!
湿気は70%以上あり、温度も20度前後あるので、普通ならもうカビルンルンになってもおかしくないと思うのですが。。。
「この結果から杉には防腐効果があります!天然乾燥の杉なら尚更です!!」 と言えたら、いいんだけどな。(あくまで願望です)
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