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フローリングの作り方〜丸太を薄く切ってもフローリングになりません〜
当社の天然乾燥杉のフローリングは人気があります。
実はただの板からフローリングにするにはそれなりの手間がかかります。
今回はその手間のひとつ、埋木についてのお話です。

杉板の天井。黒くて丸い部分が枝の名残りが節です。
節は生きていれば穴が空く事はありませんが、死んだ節だと削れて穴が空いたりします。
死んだ節、指で引っかくとボロボロと削れてしまいます。
この部分はそのままにすると、靴下が引っかかって穴が空いたり、足の指がお邪魔します。になってしまうので、埋める必要があります。
この事を埋木と言います。
埋木には主に2パターンの方法があり、木を使って埋めるか、パテを使って埋めるかです。
TSドライでは桧の枝を使って埋木をします。

先ずは死んだ節の部分にドリルで穴を開けます。
ドリル動画

空きました!
左隣にあるのはこの穴を埋める為に桧の枝で作った部材です。

この穴に接着剤を塗り(自然素材100パーセント接着剤バージョンもあります)部材を叩き込めば、埋木は完成!!
この後は機械のカンナがけとさね加工(超ざっくり説明するとレゴブロックの凹凸を作る加工)などしてして艶々の表面になって出荷です。

出荷前の様子。無塗装でこの艶!天然乾燥のウリのひとつです。
今日もお疲れ様でした〜(^。^)
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